号外号外〜!
なんとなんと以前「おなじといっしょ」で書いたアモーレ四季報な記事がきっかけで、四季報の出版元である東洋経済新報社さんからオファーをいただき、
このたび四季報夏号の告知ページのイラストを描きました!
文章は「数字オンチもへっちゃら!文系女子の分かる!株の本 」の藤川 里絵先生( @Forangina )によるもの。
私みたいな数字じんましん人間はですね、四季報というデーターおばけを前にすると条件反射的に身構えちゃうと思うんですが、藤川先生は見事にバッサバッサと切り捨てて、ここ!ここだけだから!がんばんなさい!と背中を押してくれます。
(ここだけなの...?)と訝しみながらも、四季報への扉を開けてくれると嬉しいです。
さて、”自分の夫と子どもしか書けない”という呪いにも似た守備範囲の狭さでおなじみの私が、企業向けのオリジナルキャラを描き下ろす、というこの無謀なチャレンジ。
「手の関節が変な方向に曲がったりしますけど、いいですか?」
「建物とかも歪みますけど、いいですか?」
こんな素人まるだしの打診にも「大丈夫です」とにっこり微笑んで英断してくださった担当者さま並びに関係者各位には頭が上がりません。
これはめったにない大チャンス...!と鼻息あらく挑んで、このイラストが出来上がったわけですが、その足元には無残にも散っていった没ネタの屍が広がっていることを我々は忘れてはいけません。
最後に、そんな明後日方向のフルスイングことボツ案をいくつかご紹介して終わりたいと思います。
キャラ設定ラフ案
基本設定
本コンテンツは、いわばシンデレラストーリー。 主人公をシンデレラ、四季報キャラを魔法使いに見立てて展開させます。 都会の小さなワンルームに住む、社会人3年目のサラリーマン。公私ともに無気力な毎日。家に帰ってネットするだけ。 そこへ突然現れた魔法使いこと四季報キャラ。
四季報で株を学び、やがてイケてる投資家へと成長する物語。
四季報をおしえるナビゲーターキャラ(1)「四季報さん」
「おなじといっしょ」のダンボール(私)とほぼ同じというか着せ替えただけ。レパートリー少なすぎる、いうツッコミどころを残しつつ、コラボというわかりやすさ、四季報を模したキャラというわかりやすさはダントツ。
四季報をおしえるナビゲーターキャラ(2)「おばあちゃん」
主人公のおばあちゃん。孫を愛するおばあちゃんが「四季報をよめばいいんじゃよ」「ぴーいーあーる(PER)じゃ」とやさしくナビゲート。四季報ワイド版(2kg)を漬物石がわりにしたおばあちゃん特製の「四季報漬け」は主人公の思い出の味。
ネタ案「野生のくま」と「四季報をすすめるシャケ」
自分で提案しておきながら、サラリーマンという設定をさっさと諦めた案。
ハチミツに飽きた無気力気味の野生のクマと、四季報をすすめる食べごろのシャケ、という斬新な組み合わせです。 「シャケでよくね?」とクマがつっこんだところで、「ま、待つシャケ!四季報は意外と簡単なんだシャケ...!」 と必死に四季報の読み方を懇切丁寧に(※ 命がかかってるから)教えるというストーリー。
うん、株尾ハジメくん&ふじかわ先生になるよね、っていう。
◆ きっかけとなった記事はこちら
【宣伝】おなじといっしょの記事がきっかけで四季報のLPイラストを描きました!文章は数字じんましん女にもわかりやすくレクチャーしてくれる藤川先生 @Forangina 。体の関節がうまく書けない私でも読める四季報、夏号絶賛発売中です!https://t.co/7JUrsgpf1H
— 段ボ・ール子 (@OnajitoIssyo) 2017年6月27日