おなじといっしょ

丁寧にくらしたい、たまには楽したい。いいもの買いたい、節約したい。 矛盾の波を航海するディスカバリーブログ。船長は2児の母ことわたし。 自分の身の丈にあった“満足”を求めて。

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自分の身の丈にあった“満足”を求めて。

おしゃまな4歳児は「エステごっこ」でうまくいく!

知恵も理解力もついてきた4歳女子。

そのぶん自分の思い通りにならない時の言い訳や言い分も、
いっちょまえになってきました。

そんな彼女を”その気”にさせる、付き合いかたをご紹介します。

***

 

ハミガキや保湿クリームを塗るのを、毎回ふざけてじっとしないむすめ。
そんなむすめに対して、こちらの声もだんだんと低く強くウーハーが効いてきます。

 

(ワニは目隠しするとおとなしくなる──。)

 

今でも不思議なんですが、なぜかこのタイミングでこの雑学を思い出したんですよね。
ふと横を見ると、ちょうどよいサイズのおしぼり。

「はい、ちょっとお目もとにおしぼりを乗せますねー。」

まるでエステティシャンがふるまうような動作と口調で
おしぼりを乗せてみました。

むすめは「えへへなにこれ」と言いながらも、まんざらでもないご様子。

「それでは、これから歯のお掃除をしていきますねー」
「いちごの味がするおくすりを塗っていきますねー。(子ども用ハミガキ粉のこと)
「もし痛かったら、すぐに言ってくださいねー。」
「つぎにお肌をしっとりと保つ、保湿クリームを全身に塗っていきますねー。
すこしヒヤッと冷たいと思いますが、ガマンしてくださいねー。」
「あ、じっとしてくださいねー。」

 

エステティシャンが極楽の世界へいざなうかのように、いちいちやさしい口調。
蛇足のような前置きのうんちく。アンド、ソフトタッチ。

 

これが効きました。

…はい。…はい。つって、よそ行きのかわいい声で返事してくれて、
思わず笑っちゃうくらい従順。

上から覗きこみながら、おいおい、これエステ行き慣れてない私そっくりやないか。
DNAのつかいどころ、そこ?生命神秘すぎる。

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一度もエステの施術なんて見たことないはずなのに、
きちんとお客様になっていてびっくり。

目元に乗せてもらうおしぼりに、こんな意味が隠されていたと知って、
すこし複雑ではありますが。(笑)

 

さらにあともうひとつ、うれしい相乗効果も。

エステティシャンになりきることで、こちらの口調も動作も丁寧にならざるをえず、
いつもの(また怒っちゃった…)というママ側の「怒る→自己嫌悪」の悪循環も
抑止できるのです。

もしおしゃまな女の子に手を焼いたら、ぜひエステサロンを開店してみてください。