「時短」「カンタン」好きですか?
ネットやテレビ・雑誌にあふれる、料理に関する時短ワザや時短レシピの数々。
私も大好きでよくチャレンジしてみるのですが、
手間を抜いた分、本家には劣る味だったり、まったくの別物だったり、
時には、逆に手間がかかっとるやん!と、がっかりな結果に終わることも。
(やはり、手順通りに・きちんと・丁寧に作るものには敵わないのか…。)
いいや、手間をかけなくともちゃんと美味しい、
なんなら本家より美味しくって、心満たされる──、そんな世界があるはず。
実際にわたしが調理・実食。
簡単だった、そいでもって美味しかった。
そんな実体験にもとづく情報だけを集めれば、そこはきっとブルーオーシャン!
「劣化版なんて言わせない!」シリーズ、始まります。
◆
第1弾は「春巻き」。
わたしの大好物なんですが、炒めて&冷やして&揚げて… と
何しろ工程が多いのが難点。
春巻きを食べたくて材料を買ったはいいが、
作る気力不足で(明日にしよ…)なんて事もよくあります。
そんな私がめぐり会い辿り着いた、時短なのにちゃんと美味しい「春巻き」の境地。
タネ明かしをしてしまうと、
実際の工程数としてはそんなに少なくなっていないのですが、
心理的な余裕が生まれるっていうのかな。うん…。
既視感のあるいつものこのパターンなんですが、
こんな感じのビックマウスでシリーズ乗り切ってこう!そう思ってます。
時短でもちゃんと美味い!春巻きのポイント紹介
材料については、一般的な春巻きと同じ。
ネットや書籍の人気レシピ、春巻きの皮のウラ面に書いてある材料を
参考にしてください。
作り方
- フライパンでサラダ油を熱し、肉、野菜などを炒めたら、調味料で味付け。
- アルミバット等冷めやすい容器などに 1.の具材を移します。
ここで「時短ワザ その1〜助っ人〜」発動!
子どもを”具材冷やし係”として動員。
うちわを持たせて、その気にさせましょう。
手伝ってくれてるという“事実”が、ママの心理的負担をいくばくか軽減。
癒し効果でママのMPも回復!
わが子が目に楽しい度 ★★★
心理的負担の軽減度 ★☆☆ - 具材が冷めたら、春巻きの皮に包んでいきます。
ここでも「時短ワザ その2〜洗い物へらし〜」発動!
春巻きのパッケージの開ける際に、下図のようにぐるっとハサミで切ります。
なんと即席の作業台が登場です。春巻きの皮も取り出しやすくなって一石二鳥!
もちろん作業が終われば、ゴミ箱へポイ。
作業台として使っていたまな板分の洗い物を減らすことができました!
洗い物の軽減度 ★☆☆
私うまいことやってるという悦に浸れる度 ★★★ - さて、もっとも億劫な揚げ物のお時間です。
だけど揚げ油を用意するのはちょっと待った!「時短ワザ その3〜揚げないでヘルシー〜」発動!
揚げ鍋&大量の油の代わりに用意するのは、オーブンとゴマ油大さじ2〜3。
クッキングシートを敷いた天板に春巻きを並べたら、その表面にゴマ油をまんべんなくハケで塗ります。
200℃に温めておいたオーブンで、きれいな焼き色がつくまで15分〜20分ほど焼いて完成!!!
このオーブンを使った方法を以前耳にした時、
(ふーん。でもなんかパサパサになりそう)とずっと軽視していたんですが、
いざ試してみると「全然アリじゃん!」と大満足な仕上がり。
揚げたものと比べても、まったく遜色なし。たぶん誰にもばれません。
油の温度によっては、気泡ができたりしてしまう春巻きですが、
この方法は、その心配もまったくなし。
余分な油がないので時間が経ってもベットリなりにくく、
唯一の懸念点といえば、軽い仕上がりなので、いつもよりたくさん食べられちゃうことくらい!
お片づけ軽減度 ★★★
手抜きバレない度 ★★★
そして、この方法でもうひとつ特筆すべきメリットが、
揚げ物だとガス台に付きっきりになるところがオーブン任せでいいので、
15分〜20分ほど時間に余裕が生まれるところ。
もう一品作るもよし、洗い物をするもよし、SNSに興じるもよし。
空いた時間はあなたのもの!!
わたしの偏見と大風呂敷で推していく「劣化版なんて言わせない!」シリーズ。
ペテン師!周回遅れ!コピペブログ!などのバッシングでへこたれない限り、
あと2回は続く予定です。