私がもっとも”丁寧なくらし”の中で憧れているのが、おうちでのパン作り。
ホームベーカリー、手ごね、強力粉の種類、良質な道具、天然酵母、自家製酵母。
はてしなく遠いこのパン坂ではありますが、
まずは手始めにと、去年からイースト菌をつかった手ごねパンに挑戦中です。
まぁ昨日失敗したんですけども。
北海道産強力粉250g、牛乳200g、その他バターなどを贅沢に使った、
ずっしりと重みのある重量級のヌーブラみたいな物体が6つもできました。
なんだこれ...
海辺にでも置いといたら、地元の小学生がUMAだ!って騒ぎだしそう。
もうそれくらいしか用途が思いつかない。
元はそれぞれ食べられる食品だったのに、
わざわざ食べられない物体にしてしまったのがしのびなく、
いや〜?わからんよ〜?と一日観察(放置)してみましたが、
今日も相変わらずヌーブラのままでした。
今回の敗因もイースト菌。またイースト菌。
「発酵させるには、ぬるま湯くらいの温度がベスト」と書いてあったので、
ほかの材料を準備するうちに冷めてしまったイースト菌入りの牛乳を、
数十秒ほどチン。
どれどれ、どんな温度かな〜と指先を入れてみたら、
熱湯コマーシャルみたいなリアクションになりました。
とはいえ捨てるのはもったいないし、
何より私がこれ以上アツアツの容器を持っていたくなかったので、
おまえらァー!歯ぁ食いしばれー!つって、
熱血教師気分でとにかく豪快に粉へ投入。
大丈夫!
劣悪環境でも、きっとあいつらなら這い上がってきますよ!て最後まで信じて。
全然だめでしたわ、あいつら。
※イースト菌は50℃以上で死滅すると言われています
「イースト菌は生き物です」「イースト菌はとっても繊細」とかいいますけど、
生き物なんやったら、もうちょっと根性だせや!とか思っちゃいますよね。
粉!粉!q(`・з・´)p
親子で手ごねパン、という響きに憧れて、
むすめを誘うものの、たいていケンカしてしまいます。